用語解説
Salesforce Experience Cloudとは、以前はSalesforce Community Cloudと呼ばれていたプラットフォームで、Salesforce上のデータを活用した外部向けポータルサイト・コミュニティサイトをノーコードで構築できるサービスです。
顧客向けセルフサービスポータル・パートナーポータル・ディーラーポータル・従業員向けイントラネットなど、さまざまな用途のサイトを構築できます。Experience Builderというドラッグ&ドロップのビジュアルエディタでデザインをカスタマイズでき、Salesforceオブジェクトのデータを外部ユーザーに安全に公開・入力させることが可能です。外部ユーザーのライセンス形態(ログインベース・メンバーベース)によってコスト設計が変わります。
どんな場面で活用するか
- 取引先パートナーが商談・案件情報を入力・確認できるパートナーポータルを構築したい
- 顧客がケースを自分で登録・ステータス確認できるセルフサービスポータルを作りたい
- 代理店・販売チャネルが独自のSalesforceデータを閲覧・操作できる外部サイトを提供したい
よくある誤解
「Experience Cloudで一般公開のWebサイトが作れる」は誤りです。ゲストアクセス(ログイン不要)の公開も技術的には可能ですが、本来の用途はログインユーザー向けのポータル構築です。一般公開サイトにはWordPressなど専用CMSの方が適しています。
判断のヒント
ライセンス設計の重要性:外部ユーザー数・ログイン頻度によってライセンスコストが大きく変わります。メンバーベース(固定席)とログインベース(従量課金)のどちらが適切か、ユースケースと利用頻度を元に試算してから契約しましょう。