用語解説
Salesforceサンドボックスとは、本番環境(Production)とは独立したテスト・開発専用の環境で、本番に影響を与えることなく設定変更・開発・テストを行うための隔離された環境です。
サンドボックスには4種類があり、用途と含まれるデータが異なります。Developer(開発用・メタデータのみ)・Developer Pro(大容量開発用)・Partial Sandbox(一部本番データ含む)・Full Sandbox(本番の完全コピー)の4種類があります。本番と同じメタデータ(設定・コード)をコピーして作成され、定期的なリフレッシュ(本番データの再同期)も可能です。開発→SandboxでのUAT→本番デプロイという標準的なリリース管理プロセスの基盤となります。
どんな場面で活用するか
- 本番データ・設定に影響を与えずに新機能の開発・テストを行いたい
- 本番リリース前にユーザー受け入れテスト(UAT)環境として利用したい
- デモ・トレーニング用の環境として本番とは切り離した組織が必要
よくある誤解
「SandboxはProductionと完全に同一の環境」は誤りです。Full Sandboxは最も近い環境ですが、一部の機能(メール配信・外部システム連携など)は本番と異なる動作をする場合があります。また「Sandboxでテスト済み=本番で必ず動く」は保証されず、デプロイ後のスモークテストは必須です。
判断のヒント
環境管理のベストプラクティス:開発用(Developer Sandbox)・テスト用(Partial)・受け入れテスト用(Full)と複数Sandboxを用途別に用意するのが理想です。Sandboxのリフレッシュタイミング(本番データを再コピーする作業)はスプリント計画と合わせて定期的に実施しましょう。