GLOSSARY

Retention

リテンション

用語解説

リテンション(Retention)とは、AARRRモデルの第3フェーズで、ユーザーが一定期間後もサービスを継続して利用している割合を示す指標・概念です。

グロースハックにおいて最も重要な指標のひとつとされており、リテンションが低い状態で獲得施策を強化しても「穴の開いたバケツ」で成長が持続しません。特にSaaSサブスクリプションモデルでは収益の根幹を形成します。

リテンションの測定方法

  • Day 1/7/30リテンション:登録翌日・7日後・30日後にも利用しているユーザーの割合
  • コホート分析:同時期に登録したユーザー群のリテンションカーブを時系列で追跡
  • チャーンレート:解約・離脱した割合(リテンションの逆指標)

どんな場面で活用するか

リテンションカーブの改善

コホート分析でリテンションカーブを確認し、「Day 7に大きな離脱がある」という場合は、初回利用から1週間の体験を重点的に改善します。リテンションカーブが「フラット化(一定の割合で定着)」すれば、そのプロダクトには長期的な価値があると判断できます

採用後の早期離職防止

入社後の定着率・入社3ヶ月・6ヶ月の在籍率を追跡し、離職が多い時期に集中的なオンボーディング改善を行います。採用と定着はセットで管理すべき指標です。

よくある誤解

❌ 誤解1:リテンションはCSや製品チームの仕事であり、マーケターには関係ない

リテンション改善はマーケターも深く関与すべきテーマです。コンテンツ・メール・コミュニティを通じたユーザーエンゲージメントの維持がリテンションに直結します

❌ 誤解2:リテンション率が高ければ製品はよいと言える

惰性による利用継続(スイッチングコストが高いから使い続けている)と、価値実感による継続は区別が必要です。NPS・ユーザー満足度と組み合わせた評価が重要です。

判断のヒント

以下に当てはまる場合はリテンション改善を最優先してください。

  • 新規ユーザーは獲得できているが継続率が低い
  • 解約率が高く顧客数が増えない
  • コホート分析でリテンションカーブが急速に下落している

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