用語解説
Segmentソース・デスティネーションとは、Segmentのデータフロー設計における基本概念で、データの収集元(ソース)と送信先(デスティネーション)を指します。
ソースはデータが発生する場所で、ウェブサイト(Analytics.js)・モバイルアプリ(iOS/Android SDK)・サーバーサイド(Node/Python/Ruby等)・クラウドアプリ(Salesforce・Zendesk等のEvent Cloud Sources)の4種別があります。
デスティネーションはセグメントが収集したデータを送信する先で、アナリティクスツール(Amplitude・Mixpanel)・広告(Google Ads・Meta)・メール/CRM(Braze・HubSpot)・データウェアハウス(BigQuery・Snowflake)など400以上のインテグレーションが対応しています。
どんな場面で活用するか
- ウェブアプリ(Analytics.js)とiOSアプリ(iOS SDK)をソースとして設定し、同じイベント定義でAmplitudeとBrazeに同時にデータを送りたい
- SalesforceのオブジェクトデータをEvent Cloud Sourceとして取り込み、SegmentのPersonasでオーディエンスを構築したい
- 全ソースのデータをデスティネーションとしてBigQueryに集約してデータウェアハウス上での統合分析を実現したい
よくある誤解
「すべてのデスティネーションでリアルタイム送信される」という誤解があります。Segmentのデスティネーション送信にはStreamingとBatchの2モードがあり、デスティネーションによって対応モードが異なります。Warehouse宛て(BigQuery等)はバッチ処理で遅延があるため、リアルタイムな活用が必要な場合はStreamingデスティネーションを選択する必要があります。
判断のヒント
選定ポイントデスティネーション設計では「Cloudモード(Segment経由で送信)」と「Deviceモード(クライアントから直接送信)」の違いを理解することが重要です。広告系デスティネーション(Meta・Google)はDevicemodeで動作することが多く、プライバシーポリシー・サーバーサイドAPI(CAPI)との使い分けを検討する必要があります。