GLOSSARY

Brand Awareness Rate

認知率

用語解説

認知率(Brand Awareness Rate)とは、特定のターゲット市場やターゲット人口において、ブランド・製品・サービスを知っているユーザーの割合を指します。「ブランドを知っている回答者数 ÷ 調査対象者数 × 100」で算出されます。

認知率は大きくスポンタネアス認知(ノーヒント想起)」と「プロンプテッド認知(ヒントあり認知)」の2種類に分かれ、前者はブランド名を自発的に挙げられる割合、後者はブランド名を提示した上で認知を確認する割合です。一般に、プロンプテッド認知のほうが数値は高くなります。

認知率はブランド投資の最上位目標指標の一つであり、特に新規市場参入・リブランディング・大型キャンペーン前後の比較計測に用いられます。認知率の調査は定期的(四半期・半期・年次)に実施することで、施策の効果と市場でのブランド地位の変化をトラッキングします。

どんな場面で活用するか

  • 競合他社との認知率比較を実施して自社のブランドポジションを把握し、マーケティング投資の優先領域を特定する年次・半期ブランドレビューに活用する。
  • CMO(最高マーケティング責任者)が中期マーケティング計画の目標指標として「3年後に認知率20%から40%」のような定量目標を設定し、KGIに近いレベルの戦略指標として機能させる。
  • 大型キャンペーンの前後で認知率調査を実施し、施策が市場でのブランド地位に与えた変化を定量的に評価する。

よくある誤解

認知率が高ければ売上も上がる」は誤りです。正しくは、認知はブランド選択・購買への必要条件ですが十分条件ではなく、認知後の好意度購買意向推奨意向が購買行動に与える影響は認知率以上に重要な場合があります。

一度高い認知率を獲得すれば維持される」は誤りです。正しくは、競合の積極的なマーケティング活動や新規参入者によって認知率は変動するため、継続的なトラッキングが必要です。

判断のヒント

調査実施のタイミング認知率調査を実施すべきタイミングは、大型キャンペーン実施の前後、新市場・新セグメントへの参入時、競合他社に対するポジションの確認が必要な時期です。調査コストと精度のバランスを考慮し、まず半年から1年に1回の定期調査を設計することをお勧めします。調査設計の段階で専門の調査会社への相談を検討してください。

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