用語解説
定性データとは、数値ではなく言葉・画像・音声・観察記録などで表現される非数値型のデータのことです。
インタビュー、ユーザーインタビュー、アンケートの自由記述、フォーカスグループなどから収集され、「なぜそう行動するのか」「どんな感情を抱いているか」といった行動の背後にある動機・文脈・意味を明らかにします。定量データが「何が起きているか」を示すのに対し、定性データは「なぜ起きているか」を説明し、施策立案や仮説生成に不可欠な洞察を提供します。
どんな場面で活用するか
- サイトの離脱率が高いページについてユーザーインタビューを実施し、UIの混乱ポイントを特定する
- 顧客アンケートの自由回答を分析してブランドへの感情的評価をまとめる
- 新機能リリース前にプロトタイプを使ってもらい、操作時の発話や表情を観察して改善点を洗い出す
よくある誤解
「定性データはサンプル数が少ないので信頼できない」は誤りです。正しくは、定性調査はパターンや仮説を発見するための探索的手法であり、少数深掘りで意義ある示唆を得られます。定量データと組み合わせて活用することで全体像の理解が深まります。
判断のヒント
実践ポイント:定量データで「異常値」を発見したら定性調査で原因を深掘りする、という往復アプローチが最も効果的です。