用語解説
Azure Monitorとは、Azureリソースおよびオンプレミスシステムのメトリクスとログを収集・分析・可視化・アラート通知する一元監視プラットフォームです。
VM・App Service・AKS・SQLなどすべてのAzureリソースから自動的にデータを収集し、Log Analytics ワークスペース(KQL:Kusto Query Language で分析)やApplication Insights(アプリケーションのAPM)と連携して深い可視性を提供します。
閾値ベース・機械学習ベースの動的しきい値アラートにより、障害を予兆段階で検知しAction Groupを通じてチームに通知します。
どんな場面で活用するか
- AzureのVM・データベース・ネットワークのCPU・メモリ・レスポンスタイムを一元ダッシュボードで監視したい
- アプリケーションのエラーレート・レスポンス分布・依存サービスのトレースをApplication Insightsで可視化したい
- 特定の条件(CPUが80%超過、エラーが急増)でアラートを自動発報しSlack・メールに通知したい
よくある誤解
「Azure MonitorはAzureリソースしか監視できない」は誤りです。正しくは、Azure Monitorはオンプレミスサーバー・他クラウド(AWS・GCP)・エッジデバイスのログやメトリクスも収集でき、Azure Arc連携によりハイブリッド環境全体を統合監視できます。
判断のヒント
運用ポイントLog Analyticsのデータ保持期間はコストに直結します。頻繁に参照するデータは短期保持、長期アーカイブはAzure Blob Storageへのエクスポートを設定し、保持コストを最適化することを推奨します。