用語解説
FMOT(First Moment of Truth)とは、P&Gが2005年に提唱した概念で、消費者が商品棚の前に立ち、実際の商品を見て購買判断を下す「最初の真実の瞬間」を指します。P&Gの研究では、この意思決定は平均わずか3〜7秒で行われると言われています。
FMOTに影響する要素はパッケージデザイン・棚割り・POP・価格表示などです。デジタル領域ではECサイトの商品ページや広告クリエイティブがFMOTに相当します。ZMOTで「買いたい」と思った消費者がFMOTで最終的に選択するため、両者の連携設計が重要です。
どんな場面で活用するか
- 店頭パッケージリニューアルやPOP制作の方針決定をするとき
- ECサイトの商品画像・商品名・価格表示の最適化施策を立案するとき
- ZMOTとFMOTを連携させたオムニチャネル戦略を設計するとき
よくある誤解
「FMOTは実店舗だけの概念」というのは誤りです。デジタルにおけるFMOTは、検索結果のタイトル・ディスクリプション・SNS広告のクリエイティブなど、消費者が「見た瞬間に選ぶかどうか判断する」あらゆる接点に拡張されます。