GLOSSARY

Diffusion of Innovations Theory

イノベーター理論

用語解説

イノベーター理論とは、エベレット・ロジャーズが提唱した「新製品・新技術が市場に普及するプロセス」を示す理論で、採用者を5つの層(イノベーター・アーリーアダプターアーリーマジョリティ・レイトマジョリティ・ラガード)に分類するものです。

普及の過程はS字カーブを描き、市場全体の約16%(イノベーター2.5%+アーリーアダプター13.5%)に普及した後にキャズム(普及の谷)を超えることでマジョリティ層へ爆発的に拡大します。マーケ戦略ではどの層を今のターゲットにするかによってメッセージ・チャネル・価格設計が根本的に変わります。

どんな場面で活用するか

  • 新製品のローンチ戦略でイノベーター層を最初のターゲットに絞りフィードバックを得る
  • SaaSの成長段階に応じてメッセージをアーリーアダプター向けからマジョリティ向けに転換する
  • 社内の新ツール導入時にイノベーター理論を用いて推進役の選定と展開順序を設計する

よくある誤解

早く多数派に広めようとするほど普及が早まる」は誤りです。アーリーアダプター向けのメッセージとマジョリティ向けのメッセージは異なります。早期に「全員向け」にすることでイノベーターの熱狂を失い、キャズムを超えられなくなります。

判断のヒント

今自社がどのフェーズにいるかを常に確認する現在の主要顧客がイノベーター・アダプター・マジョリティのどの層かを定期的に確認し、次の層への橋渡し戦略(リファレンスケース・キャズム越え施策)を先手で準備しましょう。

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