用語解説
AWS移行サービスとは、オンプレミスのサーバー・データベース・アプリケーションをAWSに移行するための専用サービス群です。主要なサービスとしてAWS MGN(Application Migration Service)・AWS DMS(Database Migration Service)・AWS Snow Familyがあります。
移行戦略は7R(Rehost/Replatform/Refactor/Repurchase/Retire/Retain/Relocate)フレームワークで分類され、アプリケーションごとに最適な戦略を選択します。AWS Migration Hubで移行プロジェクト全体の進捗を一元管理できます。
どんな場面で活用するか
- オンプレミスの物理サーバーをリフト&シフトでAWS EC2に移行するAWS MGNを使ったサーバー移行の場合
- OracleやSQL ServerからAmazon Auroraへの異種DBエンジン間移行をAWS DMS+Schema Conversion Toolで実施する場合
- 大容量データ(数十TB以上)をインターネット経由では困難なためAWS Snowball物理アプライアンスで転送する場合
よくある誤解
「AWS移行はシステムを全部一度に移行するのがベストだ」は誤りです。正しくはウェーブと呼ばれる段階的移行アプローチが推奨されます。まずパイロット移行で移行プロセスを検証し、リスクの低いシステムから順に移行することでリスクを最小化できます。
判断のヒント
移行加速:AWSパートナーのマネージドサービスやAWS MAP(Migration Acceleration Program)を活用すると、移行コストの一部をAWSクレジットで補助を受けられる場合があります。Migration Readiness Assessmentで移行準備状況を事前評価することも重要です。