用語解説
Google Cloud Storage(GCS)とは、GCPが提供するオブジェクトストレージサービスです。ファイルをフラットな名前空間(バケット)に保存し、HTTP経由でグローバルにアクセスできます。
ストレージクラスはStandard・Nearline・Coldline・Archiveの4種類があり、アクセス頻度に合わせて選択することでコストを最適化できます。IAMやACLによる細かな権限設定と、Object Lifecycle Managementによる自動移行・削除も特徴です。
どんな場面で活用するか
- 静的ウェブサイトのアセット(画像・CSS・JS)をホスティングしたい場合
- BigQueryやDataflowのデータソース・出力先として大量データを保管する場合
- バックアップ・ディザスタリカバリ用途でコールドデータを低コストで保存したい場合
よくある誤解
「バケットはグローバルに一意でなくてよい」は誤りです。GCSのバケット名はGCP全プロジェクトを通じてグローバルに一意である必要があります。命名規則を事前に設計しておかないと衝突が発生します。
判断のヒント
コスト最適化アクセス頻度が月1回以下のデータはNearlineまたはColdlineへ移行するライフサイクルルールを設定しましょう。Uniformバケットレベルのアクセス制御を使うとACLの複雑化を避けられます。